研究課題/領域番号 |
05451088
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山縣 宏光 東京大学, 教養学部, 教授 (50017381)
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研究分担者 |
山本 史郎 東京大学, 教養学部, 助教授 (00145765)
鈴木 英夫 東京大学, 教養学部, 助教授 (90109215)
久保内 端郎 東京大学, 教養学部, 教授 (90017624)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1993年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | マルチメディア / 英語教育 / データベース / C.ディケンズ / ハイパーカード / CALL |
研究概要 |
(1)マッキントッシュシステムに対応する教育用ソフトについては特にHypercard対応のマルティメディア教育ソフトを中心に収集分析を行った。その成果については鈴木が取りまとめを行っており、本研究成果報告書において発表する。 (2)映画スクリプトの電子テキスト化についてはマキントッシュ・システムでの処理が可能なレーザーディスクに納められている映画を選んで作業を行い、現在20巻を光学的文字読み取り装置によって電子テキスト化した。そのうち約半分については校正を終えた。 (3)各種コーパスの比較検討についてはブラウンコーパス、ヘルシンキコーパス、さらにOED2を入手して比較検討の作業を継続中である。このうちブラウンコーパスについては特に山本がワークステーション上での高速複合検索システムを開発し、そのソースプログラムを言語情報科学専攻紀要に発表する。なおトロント大学のI.Lancashire教授より同氏の開発した文章解析プログラムTACTの提供を受け、Oxford Concordance Programとの比較も含めてその評価を近く山縣が発表する。 (4)ディケンズの作品の部分的データベース化については、ディケンズの初期、中期、後期の作品のうちで代表的なOliver Twist,Dombey and Son,Bleak Houseのデータベース化を先ず行うこととし、そのうち現在までに前2書については光学的文字読み取り装置で電子化の作業を完了したが、この装置による読み取り精度が予想以上に悪く校正の作業の能率化をどう図るかが大きな問題となっている。この問題を含め、光学的文字読み取り装置の扱いについては山縣が取りまとめを行っており、東京大学大型計算機センター発行のセンターニュース誌上に発表する予定である。
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