研究課題/領域番号 |
05451106
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済理論
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研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
飯田 経夫 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70022449)
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研究分担者 |
北川 勝彦 関西大学, 経済学部, 教授 (50132329)
園田 英弘 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (50027562)
柏岡 富英 国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (40142591)
北川 勝彦 四国学院大学, 教養部, 教授 (00234245)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 市場経済モデル / ポスト冷戦期 / 計画経済 / アメリカ型市場モデル / 公共性の倫理 / 経済行動 / 国際比較 / モデル / ポスト冷戦 / アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ / 国際比較モデル / 経済発展 |
研究概要 |
平成5年度は主に理論研究、平成6年度は主に事例研究に重点を置いて、ポスト冷戦期の国際比較モデルの可能性を探った。最終年度である平成7年度には、各研究者の事例研究を共同研究会の場で討議を重ねた。また平成7年9月には、アジア、アフリカ、旧ソ連圏などをフィールドとする研究者が集まって、現代世界における市場経済モデルの諸側面を検討した。研究が進むにつれ、ポスト冷戦期における最大の問題は、計画経済から市場経済への移行が不可避であるにしても、アメリカ型市場経済の普遍性には疑問があり、とくにIMFや世界銀行による構造調整、あるいはアメリカ型市場モデルの日本への「押しつけ」が大きな問題を含んでいるとの認識に至った。また市場の論理と公共性の論理との齟齬が、今後の世界を考えるうえで鍵を握るイシューであることが確認された。
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