研究課題/領域番号 |
05451147
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 放送教育開発センター |
研究代表者 |
菊川 健 放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80056001)
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研究分担者 |
小町 真之 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20178354)
川淵 明美 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | マルチメディア / 教材制作 / オーサリング / シナリオ記述 / 演出技法 / データベース / CD-I / 高等教育 / マルチメディア教材 / マルチメディア技術 / マルチメディアシナリオ記述技法 / デジタルメディア / マルチメディアプラットフォーム / ディジタルメディア / マルチメディア・プラットフォーム |
研究概要 |
マルチメディア教材制作の効率化を図る目的で、マルチメディア教材制作の標準的な技法を研究した。 マルチメディア教材制作の効率化を促進するには、ソフト開発手続きの明確化と、素材入手手段の確保が重要である。マルチメディア教材制作の標準的な手続きには、シナリオ作成までに、(1)題材の選択、(2)教材の目的・対象の決定、(3)教材の構成・内容の検討、(4)素材の収集、(5)シナリオ作成があり、その後の特定のメディアによるソフト開発に、(6)素材の前処理、(7)オーサリング、(8)メディアの完成の各過程があることがわかった。さらに、高等教育で用いる学術・教育マルチメディア教材の構成は、シミュレーションを除くと、(1)エピソード構造、(2)階層構造、(3)データベース構造をもつこと、また、オーサリングの機能・記述方式には、フローチャート方式とスクリプト方式を基本にしていることがわかった。伝統的な映像演出技法から学ぶ点は、画面切り替えの手法である、カット、ディゾルブ、フェイド・アウト、フェイド・イン、ワイプ、などの技法と、列挙、全体:部分、アクション:リアクション、対比:同時進行、時間経過、場所移動・変化、意味上の連続性、非連続性などの意味の正しい組み合わせを選択することである。これら(1)映像演出に、(2)内容展開、(3)ユーザーインタフェイス、(4)画像と音声のシンクロについて検討を加えた。以上の知見に基づき、学術・教育マルチメディア教材「アケボノゾウの発掘」を試作し、検討を加え、適用した技法の有効性を確かめた。
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