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SGMLによるデカルト往復書簡データベースDTD設計の基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 05451161
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関北海道教育大学

研究代表者

佐々木 周  北海道教育大学, 教育学部・旭川校 (90133785)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードデカルト / DESCARTES / SGML / デキスト・データベース / 哲学 / テキスト・データベース
研究概要

この研究の最終目標は,デカルト往復書籍に対する電子計算機と機械可読デキストデータを利用したテキスト解読(すなわち,語・句・文の言語分析)の方法を構築すること,この目的のために文書記述言語SGML(Standard Generalized Markup Language ISO8879,JISX4151)とTEIプロジェクト(Text Encoding Intiative)が,デカルト研究者にとって有効であることを示すことにある。
我々デカルト研究会は,1983年以来,デカルト・テキストデータベースの構築に従事し,現在デカルトの著作の大部分を機械可読形式で保持している。デカルトの書簡集に関しては,アダンとミロ-による書簡集を利用し,現在の定本であるアダンとタンヌリによる全集を採用しなかった。その不十分さのためである。
デカルトは,彼の書いた書簡の多くの写しを手元に置いていた。ストックホルムでの彼の死後,クレルスリエによってこれらは三巻の書簡集にまとめられた。それ以降,新書簡の発見によって,彼の書簡集は補充され続けている。ロスによるホイヘンスとの往復書簡の発見と出版は1926年であった。
こうした事情のため,デカルトの往復書簡と,その日付・宛先・文中の固有名の同定などのための資料,の機械可読テキストの構造は,極めて複雑なものとなり,テキスト・データベースを利用する研究者のアクセスを,難しくしてしまう。
本研究ではこうした研究状況をふまえ,RTFなどのマーク付けの言語の利用の例をあげ,SGML利用のために文章構造を記述するDTD(文書型定義)利用の重要性を論じた。また,研究・調査の過程で得られた資料を付した。

報告書

(3件)
  • 1995 研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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