研究課題/領域番号 |
05452004
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三輪 哲二 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (10027386)
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研究分担者 |
森 重文 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (00093328)
松本 真 京都大学, 数理解析研究所, 助手 (70231602)
大栗 博司 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (20185234)
中西 襄 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (30027362)
柏原 正樹 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (60027381)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1993年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
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キーワード | 積分表示 / qKZ方程式 / S行列 / 量子展開環 / D加群 / ハイゼンベルグ表示 / 量子重力 / 位相的場の理論 |
研究概要 |
三輪はスミルノフ型の積分表示をレベル0のqKZ方程式に対して構成した。また8頂点模型の状態空間を表現論的に構成するために,楕円的量子群の定義を与え対応する頂点作用素について論じた。特にXYZ模型のS行列が対応するRとは異なる楕円的モジュライを持つことを示した。柏原は量子展開環の結晶基底について研究し,またリー群の表現論におけるD加群の応用について研究した。中西はゲージ理論と量子重力理論における共形的定式化をハイゼンベルグ表示でいかに解くべきかを論じた。また二次元重力においてハイゼンベルグ表示の場の量子論に対する新しいダイヤグラム法を開発した。森は3次元代数多様体のフリップとフロップについて研究し、またファノー多様体について研究した。特にフリップとフロップを小さな中心を持つ多有理変換として理解することの重要性を論じた。大栗は位相的場の量子論における正則な異常項について研究した。また重力場理論を小平・スペンサー理論の立場から見直し量子的な弦の振幅を厳密な形に計算する方法を考察した。また量子重力の3次元版におけるシュビンガー・ダイソン方程式を解いた。松本は代数曲線の基本群の安定な退化曲線のまわりでの局所モノドロミーを計算した。
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