研究課題/領域番号 |
05452067
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
神部 勉 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60013679)
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研究分担者 |
石井 好 東京都立航空工業高等専門学校, 教授
梅木 誠 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (40221808)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1993年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 衝撃波 / 渦輪 / 波と渦の相互作用 / Shock wave(衝撃波) / Vortex ring(渦輪) |
研究概要 |
渦輪と衝撃波の相互作用の問題に関し、計算機シミュレーションを行うとともに、実験装置の製作とテストを行った。 ・昨年、一昨年度に設備した無隔膜衝撃波管、ワークステーション、凹面鏡、スキャナーを使用して、実験とデータ処理を行なった。衝撃波管の性能は設計通りで、衝撃波と渦輪が相互作用する様子がシャド-グラフに鮮明にとらえられた。コンピューター、スキャナーによる画像処理によって、衝撃波、渦輪、散乱波の時間発展をx-t図に示すことに成功した。 ・計算機シミュレーションでは、これまでに得られた成果、すなわち相互作用によって高温、高圧、高密度の領域が局所的に発生する性質を応用する研究を行った。燃焼化学反応を起こす性質のある気体中で、渦輪と衝撃波を発生させるシミュレーションの結果、相互作用がなければ反応を起こさない場合でも、相互作用で高圧・高温領域が生ずると、自然に着火する反応がコンピュータ上で観察された。この種の問題では初めての成果であり、今後の応用が考えられる。 ・本研究の成果は、衝撃波シンポジウム、京大数理解析研究所で講演発表を行った。これまでの研究成果をもとに、今年度(1995年9月)国際ワークショップを開催した。国内外約50名の参加を得て、成功に終了した。さらに当該分野での今後の国際的発展が期待できる。
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