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結晶フィルターを利用したカルコパイライト化合物のラマン散乱分光

研究課題

研究課題/領域番号 05452114
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用光学・量子光工学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

山本 信行  大阪府立大学, 工学部, 教授 (40081294)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1994年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードAgGeS2フィルター / AgGaSe2フィルター / 簡易ラマン分光装置 / カルコパイライト化合物 / ラマン錯乱 / 共鳴ラマン錯乱 / 偏光測定 / ルミネセンス / AgGaS_2 / CuGaS_2 / カルコパイライト / 共鳴ラマン散乱 / 超狭帯域除去フィルター / マルチフォノン / ラマン散乱分光 / AgGaSe_2 / 帯域除去フィルター
研究概要

AgGaSe2結晶フィルターとシングルモノクロメーターを組み合わせた簡易ラマン分光装置を構成し,GaAlAsレーザーダイオードの発振波長をAgGaSe2フィルターの中心波長にあわせて励起光源としてDDl4およびテフロンのラマン散乱を測定し,その性能を確認した.また,AgGaS2結晶フィルターの温度を制御することによりその中心波長をアルゴンレーザーの発振波長にあわせた簡易ラマン分光器を構成し,GaAsおよびCuInS2のラマン錯乱を測定した.これらの簡易ラマン分光装置を用いてCuAlS2,CuAlSe2,CuGaS2およびAgGaS2のラマン錯乱分光の測定を行い期待された性能を確認した.
さらに,CuGaS2については,アルゴンレーザーのいくつかの発振波長を励起光源として共鳴ラマンおよびルミネセンスの測定を行い,これまで未確認であった多数の2次発光線の同定を行った.これらの同定には方位を指定して切り出した単結晶が必要であるが,X線を用いずに光学的透過飲みを測定して方位を決定する新しい方法を提案した.
これらの一連の研究成果は当初の予定を超えるものも含まれ,特に,方位を確定した単結晶で偏光測定によってラマン錯乱分光を実行した数少ない貴重なデータを得ている.

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Wen-Zheng Huang: "Super Narrow Line Rejection Filter Made of AgGaS_2 Crystal for Raman Spectroscopy" Proceedings of the 14th International conference on Raman Spectroscopy. 1080-1081 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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