| 研究課題/領域番号 |
05452145
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
設計工学・機械要素・トライボロジー
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| 研究機関 | 九州大学 |
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研究代表者 |
有浦 泰常 九州大学, 工学部, 教授 (10038044)
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| 研究分担者 |
石丸 良平 九州大学, 工学部, 助手 (10264061)
梅崎 洋二 九州大学, 工学部, 助手 (70038066)
黒河 周平 九州大学, 工学部, 助教授 (90243899)
中西 勉 宮崎大学, 工学部, 教授 (40038055)
鬼鞍 宏みち (鬼鞍 宏猷) 九州大学, 工学部, 教授 (90108655)
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| 研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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| 研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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| 配分額 *注記 |
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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| キーワード | 切削 / CBN / サ-メット / ホブ切り / 歯車 / 高精度歯車 / 負荷能力 / 歯面粗さ / サーメット |
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| 研究概要 |
本研究は高・中硬度歯車の歯面をホブ切りによって高精度に、かつ高能率で加工可能なサ-メット・CBN製のホブの開発とその切削条件の確立および仕上げ歯車の負荷能力を明らかにすることが目的である。
基礎研究・・・サ-メット・CBN製の1本刃舞いツールによって断続切削試験を行い、HRC60程度の高硬度材に対する切削性能を調べた。その結果、サ-メット材は硬さの向上が摩擦に対して必要であること、CBN材には耐摩耗性が優れ、チッピングも少ないことが明らかになった。切削条件のうち切削速度についてはサ-メットは80m/minの低速域で切削可能であること、CBNは400m/minの高速域でも切削可能であることが判明した。
実物ホブ切り試験・・・基礎試験で優れた切削性能を示したCBN材で仕上げホブを製作し、切削性能を調べた。浸炭焼入れした平歯車歯面をホブ切り仕上げし、ホブの摩耗を調べた結果、歯面を最大15回切削した後でも約30μm程度の摩耗であること、チッピングは切れ刃研削時の刃こぼれの状態でそのまま残っているものが多く、切れ刃研削法についての検討が必要であることが分かった。歯車歯面粗さは約2μm程度であり、切削初期と後期ではほとんど差がなかった。被削歯車の歯形精度はJISI級であり、ホブ切れ刃の精度がほぼそのまま現れていた。歯面粗さ・精度・刃こぼれについてはCBN切れ刃の研削が重要であることが明らかとなった。
ホブ切り仕上げ歯車の運転性能・・・サ-メット仕上げホブ切りした中硬度歯車の運転試験を行い、歯面性状を調べ、歯面粗さ・歯形修整の影響を明らかにした。その結果、粗さが小さいほど歯面強さが大きいこと、サ-メットホブ切りで仕上げた歯車でも適当な歯形修整により研削歯車に匹敵する強さを持つことなどが明らかになった。
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