研究課題/領域番号 |
05452245
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
林 良嗣 名古屋大学, 工学部, 教授 (00133091)
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研究分担者 |
奥田 隆明 名古屋大学, 工学部, 助手 (40233457)
富田 安夫 名古屋大学, 工学部, 講師 (60237120)
森川 高行 名古屋大学, 工学部, 助教授 (30166392)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 国土政策 / 国土利用 / 交通社会資本 / 環境政策 / 計量モデル / 環境問題 / 地域計量モデル / 土地制度 / ポリシーミックス |
研究概要 |
近年、社会・経済活動が高度化する中で、国土政策への期待もより複雑なものとなってきている。したがって、これらの複雑な政策目標に応えていくためには、もはや各々の領域で問題解決の方策を検討しても有効な政策を見い出すことは難しく、むしろ、各領域の政策を組み合わせて実施して行かなければならない状況になってきている。こうした問題意識の下で、今年度は、こうした複合政策の効果について定量的分析を行なう数学モデルを開発し、これを用いてその評価・分析を試みてきた。具体的には、次の3つの観点から研究を進めた。 (1)交通システムの変更が国土利用に与える影響について わが国のような市場経済システムを採用する国においては、たとえ国土政策と言えどもこの市場経済システムを通して政策目標を達成していかなければならない。こうした状況にあって、交通システムの変更は国土利用に大きな影響を及ぼすため、有効な国土政策として大きな期待が寄せられてきた。そこで、こうした交通システムの変更が国土利用に与えた影響を定量的に分析・評価した。 (2)国土利用の変化が交通システムに与える影響について また、逆に、国土利用が変化すると、当然交通システムに対する負荷も変化することになる。そこで、国土利用の変化が交通システムにどのような影響を与えるのかについて分析・評価を試みた。 (3)国土利用の変化、交通システムの変更が環境負荷に与える影響について さらに、近年、環境負荷量の削減も、国土政策の大きな政策目標の1つとなってきている。そこで、国土利用の変化、交通システムの変更が、外部経済である環境に如何なる影響を与えるのかについての分析・評価を行った。
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