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ケイ素遷移金属複合系の合成化学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05453137
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 合成化学
研究機関京都大学

研究代表者

玉尾 皓平  京都大学, 化学研究所, 教授 (60026218)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
キーワード遷移金属触媒 / 熱分解 / 五配位ジシラン / 骨格転位 / (アルコキシ)オリゴシラン / シリレン / 有機ケイ素 / 遷移金属錯体触媒 / 五配位ヒドロシラン / 五配位ポリシラン / 分子内ヒドロシリル化 / 脱水素シリル化 / 不斉合成 / ダブルシリル化 / 過酸化水素酸化
研究概要

1.五配位(アルコキシ)ジシランの合成,熱分解反応および遷移金媒反応
新規五配位(エトキシ)ジシランを合成し,そのX線構造解析をおこた。さらに熱および遷移金属触媒に対する反応性を検討した。(エトキシ)ジシランMF中90℃またはトルエン中110℃で熱分解をおこし,エトキシシランとシリレ生成した。ブタジエンまたはアセチレンを用い,シリレンを捕捉することにも成功し捕捉により得られた生成物はケイ素上が五配位であり,きわめて興味深い構造特性をていることがX線構造解析により明らかとなった。五配位(エトキシ)ジシランは,ケル(0)触媒またはパラジウム(0)触媒存在下では,50℃という低温でも分解こした。このようにして,五配位(アルコキシ)ジシランの遷移金属触媒に対する特反応性を見いだすに至った。
2.パラジウム触媒を用いた(アルコキシ)オリゴシランの骨格転位15EA04:これまで合成が難しいとされてきたポリ(アルコキシ)トリシランおテトラシランの効率的合成法を開発した。さらに,これらのポリ(アルコキシ)トリンおよびテトラシランが,パラジウム触媒存在下で骨格転位を起こすことを見いだしこの反応では内部のトリシラン部位が末端へ転位した。たとえば1,2,3-トリ(キシ)トリシランは1,1,3-異性体に,1,2,3,4-テトラ(メトキシ)テシランは1,1,4,4-異性体に変化した。この転位は,シリレン-パラジウム錯経由して進行すると考えられる。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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