研究課題/領域番号 |
05453181
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
富岡 清 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (50114575)
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研究分担者 |
市原 潤子 大阪大学, 産業科学研究所, 教務職員 (60110772)
金井 求 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (20243264)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1993年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 機能キラル分子 / キラル触媒 / 不斉触媒反応 / 有機リチウム / 触媒的活性化 / キラルジエーテル / アミノエーテル / β-ラクタム / 機能性キラル分子 / 不斉合成 / 不斉触媒 / キラルエーテル / アミン / 触媒反応 |
研究概要 |
優れた機能をもったキラル分子を極微量のキラル触媒の制御により大量に合成できる不斉触媒反応の開発は、極めて重要な研究課題である。有機リチウムは基本的でかつ有用な反応剤であるが、その高い反応性のために通常、触媒的な活性化は必要でない。しかし非極性溶媒中ではアグリゲート形成により反応性が低下し、ドナー性の配位子による触媒的な活性化が可能になることを見い出した。この知見をもとに有機リチウケの反応をキラルジェーテルやアミノエーテル配位子の制御により不斉触媒化することを試みた。その結果イミンヘの有機リチウムの付加反応、不飽和エステルへの有機リチウムの共役付加反応、イミンヘのリチウムエノラートの付加反応において高収率、高選択的に付加体を得ることができ、不斉触媒化の新たな概念を確立することができた。これらの付加体はそれぞれ有用なキラル化合物であるが、なかでもリチウムエノラートの反応ではβ-ラクタムが1段階で得られた。本研究で得られた不斉触媒化の概念は全く新規なものであり、他の反応にも一般性高く拡張することができると考えている。
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