研究課題/領域番号 |
05453200
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境保全
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大垣 眞一郎 東京大学, 工学部, 教授 (20005549)
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研究分担者 |
神子 直之 東京大学, 工学部, 助手 (70251345)
山本 和夫 東京大学, 工学部, 助教授 (60143393)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
1994年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1993年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | PCR法 / RNAファージ / MPN / ウイルス指標 / 紫外線消毒 / モニタリング |
研究概要 |
PCR法の定量的検出法としての開発を、その前処理を含めて検討を行い、さらに、紫外線消毒を例とした処理プロセスを経た水へのPCR法の適用を試みた。モデルウイルスとしては、RNAフア-ジQβを用いた。 「PCR法の定量性に関する手法の改良」を行うために、逆転写酵素を用いた逆転写プロセスと、DNA複製酵素を用いたPCRサイクルの両プロセスにおける、緩衝液濃度の最適化、および、定量限界をできるだけ下げるための二重にPCRを行うネステッドPCRの開発研究を行った。その結果、希釈終点法によるQβの定量限界が1PFUであることが確認でき、さらに、n段階n本法における最確値をコンピュータープログラムを用いて求めることにより、PCR法の結果を定量的に扱える道筋を示した。 また、「処理方式がPCR法に与える影響の調査」を実験的に検討した。すなわち、消毒手法の一例として紫外線消毒法を取り上げ、消毒効果の定量を従来法であるブラック法と多段希釈のPCR法とで比較を行った。その結果、紫外線照射によって不活化されたQβの多くをPCR法は検出してしまい、その程度が、Qβの全塩基対の長さと、PCRによる増幅の標的塩基対の長さの差に起因している可能性が示唆された。 その結果、多段希釈PCR法によって紫外線消毒法の効果の監視を行うことは現段階では難しく、さらに検討を要することが明らかになった。
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