研究課題/領域番号 |
05454052
|
研究種目 |
一般研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
園芸・造園学
|
研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
伊庭 慶昭 宇都宮大学, 農学部, 教授 (80241850)
|
研究分担者 |
中島 教博 宇都宮大学, 農学部, 助教授 (10008055)
|
研究期間 (年度) |
1993 – 1994
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1993年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
|
キーワード | 真空予冷 / 発砲スチロール箱 / 冷水冷却 / 氷冷水 / 予冷 / 青果物 / 耐水ダンボール箱 / 氷冷却 / 真空冷却 / 耐水段ボール箱 / 発泡スチロール容器 / 果実 / サーモビュアー |
研究概要 |
予冷の研究には青果物の温度測定が重要である。そこで、新しい温度測定方であるサーモビュアを従来の測定法である温度計との比較を行って、その特性を明らかにした。 サーモビュアと従来の熱電対の温度計を併用して、各種野菜の真空予冷後の温度変化の違いを明らかにした。 予冷後から市場までの青果物の温度を実際に輸送している野菜や青果で測定し、それをもとに効果的な輸送方法を提言した。 真空冷却で効果の認められないダイコンで、効果を高めるプレウェッティング方法を開発した。 発砲スチロール容器に青果物を詰めて氷冷却すると、真空冷却に比べて経費が安く、省エネの効果があり、さらに長期間鮮度を保持できることを明らかにした。また、冷水冷却についてはブロッコリーで長野県の実態を調査した。 氷冷却を発砲スチロール容器を用いて基礎実験を行い、断熱性と使用する氷の量等の関係を明らかにした。 耐水段ボール箱の開発を試みたが、国内で市販の段ボール箱のような再利用が困難なため、普及は不可能なことが判った。したがって、冷水冷却については実験が出来なかった。 青果物の流通容器で最も利用されている段ボール箱は冷水冷却、氷冷却に用いられないので、発砲スチロールを利用することにして、その再利用について予備調査を行った。
|