研究課題/領域番号 |
05454078
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鈴木 和夫 東京大学, 農学部, 教授 (80162931)
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研究分担者 |
福田 健二 東京大学, 農学部, 助手 (30208954)
宝月 岱造 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 教授 (10107170)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1993年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | ナラタケ / 生物学的種 / アイソザイム / 核DNA容量 / 子実体形成 / ホモタリズム / 病原性 / ホモタリック / アイソザイム分析 / 対峙培養 |
研究概要 |
世界的にプラックボックスとされているアジアのナラタケ、とくにわが国のナラタケの生物学的種とその生態的性質について、以下の諸点を明らかにした。 わが国のナラタケの生物学的種6種について、そのうち4種はArmillaria gallica.A.ostoyae,A.cepistipes.A.melleaと同定された。また、1種は北米産のNABS IXと和合性であった。 A.mellesの核相は、核DNA容量の測定の結果、ホモタリックな生活環をもつ種であることが明らかにされた。 ナラタケの人工培地上での子実体の形成は、光および温度条件を制御してA.gallica.A.ostoyae. A.mellea.A.tabescensで可能となった。 アカマツのならたけ病の被害林分を調査した結果、A.gallicaおよびA.melleaはアカマツに対する病原性は弱く、A.ostoyaeが本病の病原菌であることが明らかにされた。
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