配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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研究概要 |
(1) 3年間の研究のとりまとめとして、次の作業を行い、その結果と報告書としてまとめた。 (2)日本林学会誌へ投稿する原稿 A dynamic forest register system を構成する森林環境地図を作成した。対象地は東京農工大学の草木演習林として、その環境地図として、次の地図をGISにより作成した。 林班・小班区画図,地形指数図,道路距離図,樹種図,スギ林齢図,ヒノキ林齢図,森林種地図,スギ蓄積図,直径階分布図,伐採優先図,森林機能図,標高図,傾斜図,方位図,林道バッファー図 (3)天然林から人口林への転換図をGISにより作成した。 対象地は長野県内の木曽谷国有林で、上松営林署管内である。1900年から現在にいたるまでの、約90年間にわたって実行された森林種の転換(天然林を伐採し、その後に植林によりヒノキ,スギ,カラマツ等の人工林を作る)の位置図を20年間ごとに描いた地図を作成した。 これらのデータから、1900年から各10年間ごとの伐採ヶ所を示す伐採位置図を作成した。 (4)これらの転換図および伐採ヶ所図から、各時代における伐採方法,伐採ヶ所の大きさ,伐採ヶ所の配置の傾向をとりまとめた。その結果、大面積皆伐から小面積皆伐,そして再び大面積皆伐、さらに小面積皆伐へと森林施業の推移を明らかにした。 (5)以上の作業により作成した地図を取りまとめ、森林環境地図帳(カラー)として報告書をまとめた。
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