研究課題/領域番号 |
05454386
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中埜 粛 大阪大学, 医学部, 講師 (70028653)
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研究分担者 |
澤 芳樹 大阪大学, 医学部, 助手 (00243220)
門場 啓司 大阪大学, 医学部, 助手 (00185886)
中田 精三 大阪大学, 医学部, 助手 (50116068)
白倉 良太 大阪大学, 医学部, 教授 (00116047)
松若 良介 大阪大学, 医学部, 助手 (00243238)
宮本 裕治 大阪大学, 医学部, 助手 (80229898)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1993年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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キーワード | Reperfusion / Nevtrophil / Cytokine / Myocyte / Endothelial cell / Adhesion / Migration / Free radical / neutrophil / Cytolsine / Adhesir / Free Radical / Neutrophil |
研究概要 |
1)本研究においては、まず、これまでほとんど困難であった成熟ラット心筋細胞を分離するとともに、ラット冠動脈内皮細胞を分離培養し、これを用いて、ボイデンチャンバー法を応用した、in vitro心筋モデルを確立した。 2)さらにこのモデルにおいて、低酸素再酸素化を施行するとともにラットより採取した好中球を再酸素化時に添加し、in vivoにおける心筋虚血再潅流障害モデルを再現し得た。さらにこのモデルにおける種々の評価法を確立した。 3)さらにこのモデルを用いて、心筋虚血再潅流における好中球の関与とその機序へのICAM-1及びサイトカインの関与を検討し得た。 4)その結果として、心筋虚血再潅流障害には好中球が関与しさらに、その機序には接着因子とIL-6等の接着因子が関与していることが明らかとなった。 5)このことより、これらの虚血再潅流障害の関与因子の制御が臨床上重要となってくると考えられる。即ち、積極的な好中球除去、ICAM-1やIL-6のモノクロナール抗体の臨床応用が期待される。
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