研究課題/領域番号 |
05454522
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
宮下 元 昭和大学, 歯学部, 教授 (60014122)
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研究分担者 |
伊佐津 克彦 昭和大学, 歯学部, 助手 (20266167)
立川 哲彦 昭和大学, 歯学部, 助教授 (10085772)
田中 裕子 昭和大学, 歯学部, 助手 (30217070)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 歯周組織再生 / 培養歯根膜細胞 / 骨欠損部への細胞移植 / 歯根膜細胞の動態 / 歯周組織の再生 / 培養線維芽細胞の移植 / 線維芽細胞の染色 / 歯槽骨の再生量 / 培養細胞 / 細胞マーカー / 骨欠損部への細胞注入 |
研究概要 |
歯周組織が歯周炎によって高度に破壊されると、歯根面から歯根膜線維が消失すると共に、それに見合った量の歯槽骨が吸収されてしまう。 近年、Guided Tissue Regeneration (GTR法)を用いた術式が行われ、組織の再生と新付着の獲得が得られるようになったが、その再生量には限界が見られる。これは、再生時に供給する歯根膜腔の細胞の量に限界が存在することに起因しているように思える。再生の場に絶対数以上の細胞を確保する必要性から、同一個体の抜歯歯根面の歯根膜細胞を採取し、in vitroで培養増殖させた細胞を破壊形成した分岐部病変に移植し、周辺歯周組織の再生量を検討した。 実験にはビ-グル犬を用いた。培養細胞の標識にはPKH26細胞蛍光標識キット(USA)を用いた。 その結果、コントロールよりは、培養歯根膜線維芽細胞様細胞を移植した群で、骨(実験群43.0%、対称群29.85%)および歯根膜繊維の再生量が高いことが分かった。
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