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コンジョイント分析を用いたスポーツ消費行動の解明に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05454599
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関中京大学

研究代表者

菊池 秀夫 (菊地 秀夫)  中京大学, 体育学部, 助教授 (40186200)

研究分担者 木村 吉次  中京大学, 体育学部, 教授 (60065167)
守能 信次  中京大学, 体育学部, 教授 (30131155)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
キーワード消費者選好 / コンジョイント分析 / スポーツ消費 / 消費者行動 / サービス属性 / コンピュータ・インタビュー調査 / スプ-ツクラブ / ゴルフ練習場 / スポーツクラブ
研究概要

本研究の目的は、スポーツ消費者の選好行動についてコンジョイント分析法を用いて明らかにするとともに、スポーツ行動研究における同分析法の有効性について検討することにあった。そのため、2つのスポーツ消費場面(スポーツクラブとゴルフ練習場)を取り上げ、それぞれにおけるスポーツ参加者の選好のメカニズムを明らかにしていくことにした。まず初年度では調査用のコンピュータ・インタビュー・システムを構築し、スポーツクラブ利用者の選好行動についてデータの収集・分析を行った(事例1)。次年度では、ゴルフ練習場利用者の選好行動についてデータを収集し分析を行った(事例2)。
スポーツクラブ調査では、利用者の選好の対象となる条件として「月会費」「指導者」「プログラム」「付帯施設」「営業時間」「込み合い感」の6属性を設定しコンジョイント分析を行った。その結果、利用者がクラブの選択をする際には月会費、込み合い感、プログラム、施設、営業時間、指導者の順に重要視されており、特に月会費と込み合い感が意思決定上の大きな要素となっていることが明らかとなった。
一方、ゴルフ練習場調査では「立地条件」「営業時間」「施設」「込み合い感」「利用料金」の5属性を利用者の選好条件として設定し分析を行った。その結果、最も重要視された属性は利用料金で、次に込み合い感、立地条件、営業時間、施設という順で重要視されていることが分かった。
本研究においては、以上のような事例をもとに、人びとがどのようにスポーツのサービスを選択するのかという選好行動について、その一端ではあるが明らかにすることができた。また、研究結果からスポーツ行動研究におけるコンジョイント分析法やコンピュータ・インタビュー法の有効性についての示唆も得られた。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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