研究課題/領域番号 |
05454638
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
相沢 慎一 帝京大学, 理工学部, 助教授 (50222451)
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研究分担者 |
大澤 研二 名古屋大学, 理学部, 助教授 (50203758)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1993年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | バクテリア / サルモネラ菌 / べん毛モーター / 人工膜 / スイッチ・タンパク質 / 大量発現系 / 急速凍結レプリカ法 / タンパク輸送系 / 大量発現 / 急速凍結法 / ディープエッチ法 / タンパク質輸送装置 / べん毛モータ / 界面活性剤 / 電子顕微鏡 / スウィチ・タンパク質 |
研究概要 |
本研究の目的であるべん毛基部体を人工膜内に再構成するためには、基部体の全構造とそれが細胞膜内でどのように配置しているのか知ることが不可欠である。今まで基部体は単離されたものの構造しか知られてなかったが、前年度までの我々の研究により細胞質側に新たな成分が明らかにされた。それらはスウィッチ・タンパク質からなるCリングとべん毛タンパク質専用の輸送装置と思われるCロッドである。 本年度、我々は急速凍結レプリカ法を使ってCロッドの構造をさらに詳しく調べた。べん毛を形成するためには40もの遺伝子が関与しているが、そのうち約10の遺伝子の役割はまだわかっていない。特にRegionIIIに属するfliOオペロンの遺伝子群は小さな分子量の膜タンパク質らしく、その検出は容易ではなかった。我々はfliOオペロンの各遺伝子の安定な突然変異体(欠失のある)を用いて、急速凍結レプリカ法によりべん毛の基部を細胞質側から観察した。その結果、fliOではCロッドが欠失していることがわかった。また、fliQではCロッドは存在するが変形していた。fliPとfliRでは野性株となんら変わりはなかった。これらの観察からFliOとFliQはCロッドの形成に直接関与していると考えられる。
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