研究課題/領域番号 |
05506002
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研究種目 |
試験研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
喜田 宏 (1994-1995) 北海道大学, 大学院獣医学研究科, 教授 (10109506)
清水 悠紀臣 (1993) 北海道大学, 獣医学部, 教授 (80206218)
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研究分担者 |
岡部 達二 (株)微生物化学研究所, 部長
関川 賢二 農林水産省, 家畜衛生試験場, 室長
見上 彪 東京大学, 農学部, 教授 (20091506)
笠井 憲雪 東北大学, 医学部, 教授 (60001947)
小野 悦郎 北海道大学, 免疫化学研究所, 助教授 (00160903)
大塚 治城 東京大学, 農学部, 教授
喜田 宏 北海道大学, 獣医学部, 助教授 (10109506)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
29,900千円 (直接経費: 29,900千円)
1995年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1994年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1993年度: 16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
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キーワード | オーエスキー病ウイルス / ヘルプスウイルス / 転写 / 転写抑制 / ヘルペスウイルス / オーエスキー病 |
研究概要 |
1.オーエスキー病ウイルス(ADV)の前初期(IE)蛋白IE180の機能ドメインを解析した結果、初期および後期遺伝子の転写活性化に関与する領域、IE遺伝子の転写抑制に関与する領域および核への移行シグナルが明らかになった。 2. ADVの初期蛋白EP0が感染細胞の核に局在し、IE、初期TKおよび後期gX遺伝子の転写を増強することが明らかになった。この転写増強作用には、EP0分子のN末端に存在するRINGfinger領域が必須であり、酸性アミノ酸を多く含む領域も関与することが判明した。 3.蛋白工学手法によって、ADVのIE遺伝子の転写抑制因子を作出した。これら因子の転写調節作用を解析し、以下の成績を得た。 1) IE180のDNA結合ドメインとヒト単純ヘルペスウイルスのトランスアクチベータ-VP16の結合ドメインとのキメラ蛋白は、ADVのIE遺伝子の転写を抑制した。このキメラ蛋白はウイルスの増殖を著しく阻害した。 2) IE180およびEP0のdominant-negativemutantはウイルスの増殖を抑制した。 4.ウイルスの増殖を最も強く抑制した3-1)キメラ蛋白遺伝子をC57BL/6マウス受精卵にマイクロインジェクション法によって導入した。1系統のF1マウスに本遺伝子が導入されたことを確認した。現在、このF1マウスを用いてトランスジェニックマウスの系統を確立しつつある。今後、系統化されたマウスが本遺伝子を発現していることを確認してウイルス感染実験を行う予定である。
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