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コンピュータ・ネットワークを利用した教材情報システムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05551003
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関東北大学

研究代表者

細谷 純  東北大学, 教育学部, 教授 (50004106)

研究分担者 荒井 龍弥  仙台大学, 教育学部, 講師 (91845206)
工藤 与志文  東北大学, 教育学部, 助手 (20231293)
片岡 彰  東北大学, 教育学部, 助手 (90125592)
菊池 武克 (菊池 武剋)  東北大学, 教育学部, 教授 (90004085)
宇野 忍  東北大学, 教育学部, 助教授 (30004120)
小松 教之  東北大学, 教育学部, 教授 (40027694)
寺田 晃  東北大学, 教育学部, 教授 (70030567)
研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1995年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1993年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードネットワークシステム / 教材 / コンピュータ / 情報 / ネットワーク / 電子掲示板 / コンピュータ・ネットワーク / 教材情報システム
研究概要

本研究では、平成5年より7年にかけて、教材開発システムとしてのコンピュータ・ネットワークシステムを開発した名称(「東北大学教育情報ネットワーク」)。構築したシステムの運用を通し、教師や研究者の教育実践や研究をネットワークを介して多くの教師たちと共有でき(資料をファイルに取り込むことによって各自の授業や研究に利用できる等々)、さらに、教材情報ネットワークシステム上での討論(やり取り)によって教材や授業の長所を確認し、改善点を明らかにすることができた。従って、本システムは、地域に根ざし、かつ、地域の壁を越え、教材の研究、授業の改善を行うシステムとして有効であることが確認できた。このようなシステムが各地に設置され、かつ、個々のネットワークがインターネット化されれば、授業研究のみならず学校教育そのもののより一層の改善に貢献できるであろう。
さらに、運用の中で以下のメリット及び課題が明らかとなった。(1)今回の開発したシステムは大がかりなコンピュータ・システムを必要とせず、手持ちのパーソナルコンピュータによって簡単に構築でき、かつ運用コストも非常に低くおさえることができる。(2)本システムは、簡単なコンマド入力によって利用可能なものであるが、ワープロまたはパーソナルコンピュータの操作が出来るという前提条件が必要である。今後、あらゆるレベルの教師が利用可能なシステムにするにはユーザー・インターフェースをさらに改良する余地がある。(3)この情報システムの利用には、端末装置を立ち上げネットワークにアクセスする必要がある。日常業務を終えて帰宅した後、この作業をする余裕が個々の教師に残っているかが問題である。今後、職場においても教材研究の一環として自由にネットワーク・システムを活用できる環境が整備される必要がある。

報告書

(4件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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