研究分担者 |
宮内 信和 (株)ネクサス, 大阪支店, システムエンジニア
山口 秀一 シグマ光機(株), 技術部, 部長
藤垣 元治 和歌山大学, システム工学部, 助手 (40273875)
安岡 学 東洋ゴム工業(株), タイヤ実験部, 研究員
松井 徹 和歌山大学, 教育学部, 助教授 (00157231)
沖野 一雄 (株)ピアス, 画像工学開発研究所, 課長
曽我 真人 和歌山大学, 経済学部, 講師 (60252839)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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研究概要 |
1.多次元画像を使った特徴量抽出画像処理の理論とその解析アルゴリズムを完成させた.さらに,より新しい方法であるフーリエ変換位相シフト法を提案し,その理論と解析アルゴリズムも完成させた. 2.ワークステーション上で走る特徴量抽出画像処理・フーリエ変換位相シフト法のための汎用三次元画像処理プログラム3D-CAFRAN/FTを完成させた. 3.多次元画像メモリシステムおよび特徴量抽出画像処理システムとパソコンとワークステーションを用いた解析装置を完成しせた.また,計測装置の自動化を図り,位相シフト装置などのコンピュータコントロールを行った. 4.上記の理論,アルゴリズム,システムを用いて,光弾性縞画像,ホログラフィ干渉法・フイゾ-干渉法・トワイマングリーン干渉法により得られた干渉縞の解析を行った.これにより,非接触で1nmオーダーの平面度計測などが可能となった. 5.さらに上記の理論,アルゴリズム,システムを用いて,鋼板・人体模型・プレス成型品・半球の形状計測,クラックの伝播解析など各種現象の解析に適用した.これにより,非接触で0.01mmオーダーの形状計測などが可能となった. 6.現在のシステムを改良し,より汎用化を目指したシステムの可能性を検討した.さらに,ワークステーションからパソコンやノートパソコンへの移植を検討した. 7.国内外で学会発表や講習会を開き,本研究成果の報告を行い,さらにインターネットで質疑応答をするなど,本方法の普及を図った.また,3年間の研究成果をまとめ,研究成果報告書を作成した.
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