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階段型多値フリップフロップとアナログ回路による多値演算回路の製作

研究課題

研究課題/領域番号 05555100
研究種目

試験研究(B)

配分区分補助金
研究分野 電子デバイス・機器工学
研究機関宮城工業高等専門学校

研究代表者

唐沢 信司  宮城工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (10042243)

研究分担者 大森 純一  日本電気アイシーマイコン(株), 技術課長
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード多値フリップフロップ / 多値信号転送回路 / 5進数演算回路 / ソロバン / 多値信号表示
研究概要

平成5年6月から7月までは多値レジスタ、情報転送、アナログ演算、桁上げ、表示回路など要素となる回路を設計し、その回路のコンピュータ解析を行い、必要とする部品等の注文をおこなった。手作業による試作は7月から始め、コンピュータシミュレーションは引き続き繰り返し行った。電子回路製作をプリント基板加工機を用いて本格的に行ったのは10月からである。試作できしだい、その動作を確認し、検討して手直しの製作するという実験を繰り返した。システム要素を接続した状態で機能を確かめる実験もして検討を重ねた。
コンピュータシミュレーションでは動作する10段の多値レジスタ回路を実際に製作すると困難が生じた。これは多くの部品の接続による誤差や浮遊容量の増大や特性変化が影響したもので、これに代わって±10%の許容誤差を持つ5段のレジスタ回路を製作して、これを中心に構成することを試みた。このシステムはソロバンと同じように5進数の多値演算回路とデジタルの桁上げ回路を組み合わせた演算回路であり実用的であった。
研究成果としてはデジタル、アナログ、多値が混合して演算機能を実現する新しいシステムを構成する際に必要とする多段のレジスタ、情報転送、アナログ演算、桁上げ、表示などの新しい電子回路を実用的なレベルで実現し、その動作特性を得ることができた。
これらの研究成果は機会に応じて別紙に示すように発表した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 唐澤信司、斉藤淳、引地嗣樹、大森純一: "多値フリップフロップによる情報取り込み回路" 電気関係学会東北支部連合大会. 平成5年. p.366 (1993年9月)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 唐澤信司: "階段形電圧電流特性をもつ電子回路の応用" 大学・高専・公設試験研究機関の研究情報誌(MIYAGI). Vol.4. p.38-p.39 (1994年3月)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 唐澤信司、大森純一: "多値フリップフロップによるBi‐Quinary 10進数加算回路の製作" 電子情報通信学会春季大会. 1994年. C‐673 (1994年3月)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 唐澤信司、佐々木あき彦: "5進数回路と2進数回路を組み合わせた10進数電子計算機の製作実験" 電気化学協会技術・教育研究論文誌. Vol.4. No.1p.1-p.6 (1994年4月)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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