研究課題/領域番号 |
05555151
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
栗本 譲 名城大学, 理工学部, 教授 (30043201)
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研究分担者 |
藤田 素弘 名古屋工業大学, 工学部, 講師 (90229013)
松井 寛 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (20024242)
米澤 彰賢 名城大学, 理工学部, 講師 (50076551)
松本 幸正 名城大学, 理工学部, 助手 (30239123)
高橋 政稔 名城大学, 理工学部, 助教授 (40076576)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
1994年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
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キーワード | 視覚障害者 / 微弱電波 / 心理地図 / 案内・誘導 / 高齢者 / システム |
研究概要 |
微弱電波送信装置の性能の概要は、発振周波数100KHz〜110KHzの範囲で同時に8波発振可能である。発振周波数は、自由にプリセットでき、周波数の変更が簡単にできる。また、発振8波のうち、5波はFM波、3波はAM波である。案内・誘導情報は、エンドレステープに吹き込んだ音声情報をカセットデッキを使用して送信装置に入力できる。 平成6年1月15〜16日に参加者20名の健常者にアイマスクを装着させて実験を実施した。試験場所は、名古屋市鶴舞線鶴舞駅出口から鶴舞中央図書館までの約140mである。 平成6年15月1〜2日に視覚障害者29名と視覚指導員6名により名古屋市地下鉄桜通線桜山駅改札口から名古屋市博物館正面玄関までの歩道において実験を行った。実験は測定時間等の問題から23名が参加し、その内2名が盲導犬を連れていた。 1.作成した微弱電波送信装置は実用化に向けて採用できる内容となった。 2.視覚障害者の自己プロファイルをもとに8種類のデータでクラス分けが可能となった。クラスは歩行能力の大小と歩行程度の大小により3種類に区別できた。 3.クラスAはもっともレベルの低いクラス、クラスCはもっともレベルの高いクラスであり、クラスAの歩行速度は0.51m/sec、クラスBは0.06m/sec、クラスCは0.76m/sec、盲導犬を持った被験者は1.08m/secであった。なお、盲導犬を持った被験者は、クラスCに入る。 4.各測点毎に得られたデータをもとに主成分分析、クラスター分析を行ったところ9種類のでデータが得られこれによりC4,C5,C6が異種のデータであり、情報提供の不的確さを示す情報であることが明らかとなった。 5.情報提供の内容とその構成要素が我々が提案している内容とほぼ同一であることが解り、視覚障害者に対する情報提供の基本的な方向ずけが明かとなった。
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