研究課題/領域番号 |
05557073
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
和氣 徳夫 (和気 徳夫 / 分氣 徳夫) 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (50158606)
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研究分担者 |
村上 章 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 教授 (60210001)
加藤 聖子 九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (10253527)
今村 利朗 九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (10221095)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1994年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1993年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | HPV / E6 / E7 / P53 / アンチセンスオリゴDNA / ホスホロチオエ-ト型 / ソラーレン結合型 / 子宮頚癌 / 細胞増殖抑制 / HPV16・18型E6 / 増殖抑制 / 子宮体癌 |
研究概要 |
我々の分析した子宮頸癌の91.5%にHPVゲノムが検出されことより、HPVE6/E7の発現の抑制により、頸癌細胞の増殖を抑制し得ると考えられた。そこで、Antisense oligoDNA (AS)を手段として考案した。ヌクレアーゼ耐性のホスホロチオエ-ト型ASで、HPV16により不死化されたPHK16細胞の増殖はE6/E7蛋白発現抑制を介し、顕著に抑制された。頸癌細胞株C4IIの増殖も抑制されたが、SiHa細胞のそれは影響を受けなかった。ASの細胞内動態或いは標的遺伝子との結合力の差異により、細胞により効果が一定でないと推測されたため、高機能化のためソラーレン結合型AS (PS-AS)を作成した。PS-ASはSiHa細胞に対しても著しい抑制効果を示し、80倍以上の高機能化が得られた。しかしながら、正常ケラチノサイトの増殖はPS-ASに影響されなかったもののHPV陰性C33aで増殖抑制が観られた。今後PS-AS毒性に対する防御或いは、より毒性の低い高機能型ASの開発が必要と考えられた。
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