研究課題/領域番号 |
05558056
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
プラズマ理工学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
間瀬 淳 筑波大学, 物理工学系, 助教授 (00023325)
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研究分担者 |
原田 八十雄 三洋電機株式会社, マイクロエレクトロニクス研究所・超高速エレクトロニクス研究部, 部長
水野 皓司 (水野 晧司) 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (30005326)
板倉 昭慶 筑波大学, 物理学系, 講師 (80015544)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | ミリ波 / サブミリ波 / 二次元検出器 / プラズマ診断 / 位相イメージング / ECEイメージング / イメージ測定 |
研究概要 |
1.準光学素を用いた周波数70GHz帯干渉光学系に4X4素子検出器を適用し、二次元イメージ測定システムを構成した。受信方式は二台の独立した発振器を持つヘテロダイン方式で、発振器の差周波数はPLL回路を用い安定化されている。また、トラッキング方式を併用することにより、従来からの中心周波数455KHzの位相検波回路を使用することが可能となった。 2.本干渉計システムをガンマ10プラグ部プラズマに適用し、閉じ込め電位形成時のプラグ部密度分布測定に成功した。干渉計としての空間分解はアンテナ開口と光学系の倍率で決定され、半径方向2.7cm、軸方向2.5cmである。これは誘電体ターゲットを用いた校正実験でも確認された。一方、測定の位相分解は1/200フリンジに達した。 3.本システムをヘテロダイン受信機として、電子サイクロトロン放射(ECE)測定にも適用した。光学的に薄い正常波モードおよび異常波モード放射信号の比から、ECH印加時のプラグ部プラズマの高温電子および超高温電子成分の二次元分布導出に成功した。また、二点での信号の相関測定から電子温度揺動の情報も得た。本実験は、ECEイメージングの初めての適用例となった。 4.ミリ波-サブミリ波の高周波領域への適用のため、アンテナ・ダイオードが一体となったモノリシック形検出器の設計に着手した。 5.本研究で製作した二次元検出器が、文部省核融合科学研究所のヘリカル装置CHSのECEイメージング測定にも適用されることになった。また、研究代表者が中心となり、プラズマ・核融合学会誌に「ミリ波・ザブミリ波計測の基礎と応用」のテーマで平成7年1月号より講座を開始した。プラズマ計測のみならず地球環境観測、宇宙観測まで含めたもので、二次元イメージングの応用などが先端技術として記述される。
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