研究課題/領域番号 |
05558091
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
米村 重信 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (60192811)
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研究分担者 |
永渕 昭良 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 助手 (80218023)
月田 早智子 (月田 早知子) 京都大学, 医療技術短期大学部, 教授 (00188517)
山口 和彦 杏林大学, 医学部, 助教授 (00191221)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
15,200千円 (直接経費: 15,200千円)
1994年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1993年度: 13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
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キーワード | 細胞接着 / カドヘリン / マイクロピペット / 接着分子 / 接着力 / 張力 / カテニン / 細胞間接着力 |
研究概要 |
以下のような操作を行うことのできる装置を試作した。 (1)倒立顕微鏡上で、生理的条件下の2個の細胞をマイクロピペットで吸引補足できる。 (2)両者を一定時間接触させることにより、接着を成立させる。 (3)マイクロピペットの距離を広げることにより、細胞接着を引き剥そうとする。 (4)その時の細胞間にかかる力と接触面積の時間変化を測定・解析し細胞間接着の特性を明らかにする。 試作された装置の詳細は以下の通りである。 (1)マイクロピペット間の変位の制御は、市販のマイクロマニピュレーターに圧電素子を組み込むことにより実現した。 (2)2細胞間の接着力の測定には、マイクロピペットのたわみを測定する方法と細胞を補足するための吸引力を測定する方法の両者によった。 (3)細胞を保持するための吸引圧力は圧力センサーでモニターした。 (4)細胞を一定速度または一定張力で引っ張れるようにした。 (5)顕微鏡はすべて光ディスクレコーダーに記録し、ビデオデジタイザーによる定量的解析を行った。
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