研究課題/領域番号 |
05610204
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
河相 善雄 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (20177629)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 障害児教育 / 教師教育 / 個別教育プログラム(IEP) / 個別家族サービス計画(IFSP) / ケースマネジメント / 米国障害児教育法 / 個別家族プログラム(IFP) |
研究概要 |
本研究では、米国で障害児者への教育サービスに携わる教師が求められる資質を明らかにし、教育養成機関に求められる教育内容について考察しようとしている。補助開始直後に重症の病気に罹患したため、補助期間中に研究目的は連邦レベルでの分析が達成できたにとどまった。 連邦レベルでの分析では、ケースマネジメントがどのような経緯で障害児者対策に採用され、どのような認識を得てきたかを明らかにしてきた。そしてケースマネージャの果たすべき機能からは教師がその任に就くことが適切な要素も窺われ、そのような場合も考慮して教育関連法において教員及び関連職員の養成のための援助が強化されたものと考察した。そして、深刻な障害児教育担当教員の不足が指摘される中で、ケースマネージャとして任命された場合当該教師は職責を全うし得るのかという点を、実践上の課題の一つとして指摘した。 また全米公共福祉協会(APWA)が1991年に実施した調査結果から、ケースマネージャの活動の障壁は、重いケースロード、職務内容の複雑さ、深刻な情報不足が挙げられると整理された。職務内容等に関する規則の決定権がどこに属するかも曖昧なままになっており、養成・研修に関して各領域の専門家は自己の領域の技術や責任を超えてはトレーニングを受けていないことも挙げられていた。 分析結果から現状ではソーシャルワーカーや看護婦がケースマネージャに任命されることが多いが、教師がその任に就く場合にどう対処し、調整が図られるのか、今後明らかにされるべき課題として指摘した。
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