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教育長リーダーシップ・行動に関する研究-エスノグラフィック・アプローチを中心にして

研究課題

研究課題/領域番号 05610209
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関広島大学

研究代表者

河野 和清  広島大学, 教育学部, 助教授 (30116579)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード教育長のリーダーシップ / 政治的リーダーシップ / 教育的リーダーシップ / 教育長リーダーシップ行動 / エスノグラフィック・アプローチ / モラール / ビジョンの設定 / 教育長のリーダーシップ行動
研究概要

本研究は、教育長のリーダーシップ行動の内容と性格を明らかにするために,インタビュー調査により,教育長の日常の管理行動を詳細に分析した。その結果、教育長のリーダーシップ行動に関して、次のようなことが明らかにされた。
(1)教育長の職務を遂行するためには、教育上の指導能力とともに行政能力が必要である。また、教育長ジョンの設定能力も、教育長の重要な能力の一つであることが指摘された。
(2)教育長に求められる能力は、彼が勤める職務環境(状況)にも依存していることが指摘される。人権問題が大きな争点となっているところでは、政治的リーダーシップが,教職員組合との対応が大きな問題となっているところでは,行政管理上のリーダーシップが,そして教育施設・設備の整備が一応終わり,校長や教師に対しての専門的助言が求められるところでは、教育上のリーダーシップが、それぞれ要請される。
(3)教育長の首長,議会(員),教育委員に対する職務上の関係を考察すると、教育長は、「教育」「管理」「政治」の3つの方向においてリーダーシップの発揮を求められていることが明らかとなった。
今後は,本研究で得た知見を一般化できることを確めるために,事例を増やして追認研究を行う必要がある。またこれらの知見をもとに,教育長の研修プログラムの開発に取り組む必要がある。なお本研究の成果は,「教育長リーダーシップ行動に関する研究-エスノグラフィック・アプローチを中心にして-」(平成5・6年度文部省科学研究費補助金・一般研究C研究成果報告書)としてまとめられている。

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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