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ドイツ語文化圏における「学校」近代化傾向の進行過程に関する実証的研究-16世紀中葉から18世紀後半のイエズス会コレギウムの実情分析を通して-

研究課題

研究課題/領域番号 05610221
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関上智大学

研究代表者

高祖 敏明  上智大学, 文学部, 教授 (80103919)

研究分担者 鈴木 晶子  戸板女子短期大学, 教職過程, 助教授 (10231375)
KLAUS Luhmer  上智大学, 名誉教授 (20053423)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードドイツ語文化圏 / 「学校」近代化 / イエズス会 / イエズス会コレギウム / 大学 / 近代化 / 中部ヨーロッパ / クラス編成
研究概要

本研究は、16世紀中葉から18世紀後半における「学校」近代化の進行過程をイセズス会コレギウムを軸に、しかも、近代以降の国境線にとらわれず、ドイツ語文化圏全体について追究しようとするものである。平成5年度は特に、それらイエズス会コレギウムの各学校に関するデータを、コンピューターを用いてデータベース化することを課題として進め、以下のような研究実績をあげることができた。
1.既刊・未刊の資料収集のために、(1)ケルン、ミュンヘン、プラハ、ウィーン及びイエズス会ローマ本部等の文書館を訪れ、史料収集および史料の所在について調査し、学校分布の歴史地図をはじめとする重要資料を入手することができた。(2)プラハのA.Fechtnerova氏など海外在住のイエズス会関係資料収集家及び郷土史家らとの情報交換を通して、西はオランダ、ベルギーから東はバルト3国に至る当時のドイツ語文化圏各地の文書館に眠る資料を、まだ部分的ではあるが概観することができた。
2.それらの資料をデータベース化するため、(1)ドイツ語、フランス語、ラテン語、チェコ語、ポーランド語、フラマン語など様々な言語による資料を整理し、必要な文献資料の翻訳作業に従事した。(2)200年を40年ごとに区切り、それを調査点として、各年代におけるコレギウム各校について、その所在地や規模、開設年、クラス編成、教員組織等に関するデータ入力を始め、現在までに全体(約200校)の4分の1にあたる約50校について入力を終えている。
3.データベース化された資料の質的分析に備えるため、(1)イエズス会学校の発展史の概観、(2)同会コレギウムに対する会内外の評価の整理を通して、イエズス会教育の思想的・社会的特質の究明を試みてきた。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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