研究課題/領域番号 |
05610222
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
荒井 明夫 大東文化大学, 文学部, 講師 (60232005)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 中等 / 教育 / 要求 / 管理 / 公共 / 寄付金 / 義会 / 学資金 / 地域性 / 教育要求 / 中等教育 / 寄付 / 公共性 / 中学校 / 官 |
研究概要 |
「94年度科研費(一般研究C)の補助を得て、次のような研究実績をあげることができた。 第一に、92年度<奨励研究>の補助を得て調査を開始した広島県の調査について、今年度におおよそ次のようにまとめ始めた。まず、「『中学校令改正』と広島県会(その1)」としてまとめた(中等教育史研究会『中等教育史研究第3号』に投稿中、その2については同誌次号にまとめる予定である)。次に広島県の福山誠之館に関わる事例研究を現在学会誌に投稿すべくまとめている。 第二に、愛媛県伊予尋常中学校と伊予教育義会に関する事例研究を論文にまとめた(『大東文化大学紀要』第33号に投稿中)。 第三に、93年10月の調査で発見した奈良県県庁文書の引き続く調査を94年5月以降数回にわたっておこなってきた。この調査によって、(1)学制期の非常に特徴的な中学校設立寄付金である「大和国学資金」の全体的分析が可能となる。(2)府県管理中学校である郡山尋常中学校と吉野尋常中学校の性格分析が多面的に可能となる。県庁文書調査と関連して県議会議事録の調査をおこなってきた。県庁文書・行政文書調査についてはほぼ終了し、今後は地元における郷土史料調査に入ることになる。
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