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首都圏における在日外国人労働者の比較社会学的分析

研究課題

研究課題/領域番号 05610246
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学(含民族学・民俗学)
研究機関東京大学

研究代表者

EADES Jeremy.Sey  東京大学, 教養学部, 助教授 (80232106)

研究分担者 山崎 喜比古  東京大学, 医学部, 助教授 (10174666)
山下 晋司  東京大学, 教養学部, 助教授 (60117728)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード外国人労働者 / 住居問題 / エスニシティ / 移住 / 大都市問題 / 労使関係 / 社会福祉 / 大都市犯罪
研究概要

本研究の目的は、わが国における外国人労働者に関する文献を調査し、また同じ研究に従事している異なる分野の研究者たちのネットワークの拡大を促進することにあった。この目的のために、研究代表者のイーズはとくに諸外国との比較研究の視点から、分担者の山下は東南アジアからの移民の視点から、山崎は移民の健康と福祉の視点から調査を行った。収集した資料は整理し、コンピュータに入力した。その結果、本研究の主要な成果は、次の4つのコンピュータ・データベースを作成したことに具現されている。
(1)関係のある研究者のリストを作り、100人あまりの研究者に彼らの研究の内容や出版物等に関するアンケートを行った。
(2)日本とほかの先進国における外国人労働者に関する文献目録(約400点)を作成した。
(3)1990年から1993年の間に日本の主要な新聞に掲載された外国人労働者に関する記事を調査し、500ぐらいの記事をデータベース化した。
(4)英文の出版物を丹念に調べ、日本とアメリカの労働力の移入と関連した都市問題の資料を収集した。このデータベースにはアメリカに関して900以上、日本に関して400以上の記事の要約と原文が含まれている。
基礎的なデータを収集し、研究者のネットワークを作り上げたという点で、本研究はこの問題に関する将来の研究と出版のための基礎を築いたと言えよう。これからの計画としては、(1)我々のデータベースを何らかの形でほかの研究者にも利用できるようなものにする、(2)関連学会において日本の外国人に関する最近の研究についてシンポジウム等を主催する、(3)本研究の結果を含めて、日本、ヨーロッパとアメリカの都市問題を比較する短いモノグラフを出版する、などといったことが考えられる。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] J.S.Eades: "Migrants and moral panics:“Outsiders" and the state." American Anthropological Association Abstracts. 212 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] J.S.Eades: "New York,Megacities Projectのレポート" The environmental implications of megascale:Tokyo and New York, 60 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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