• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ローマの属州経営と属州民の対応に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05610315
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関大阪大学

研究代表者

合阪 學  大阪大学, 文学部, 教授 (50027976)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
研究概要

ローマ帝国の成立と構造を属州から観察することを主眼にし、特に小アジアのリキアに焦点を絞って研究を進めた。ローマ帝国の前史としてペルシア帝国・ヘレニズム王国の統活形態をペルシア戦争(前五世紀はじめ)の時代から検討し、ペルシア帝国と現地の諸共同体との関係、ヘルニズム世〓〓〓の各王国の支配機構の研究を行った。
以上の研究のあとをうけていよいよローマ支配下の属州の実態にメスを入れ、同時代のギリシア語碑文(「オリエント・ギリシア碑文集成」〓GIS所収)の解釈の作業に入った。史料の内容は各都市〓〓のローマへの貢献者を顕彰したもので、都市の有力者層の具体的なあり方が判明した。
リキアについての史料調査のほかに、筆者は過去三年に亘って地中海東岸で諸都市の実地調査を実施し、それぞれの地域での古代都市の実態を遺跡を通じて窺い知ることができた。上記の史料研究と伴せてローマ帝国像の総合的な描写に資したいと思っている。
以上の成果はその一部が『大阪大学文学部紀要』(1994年刊)に発表される予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi