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ヨーロッパ都市における社会的組帯-中・近世のドイツとフランス

研究課題

研究課題/領域番号 05610322
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関国際基督教大学

研究代表者

魚住 昌良  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (40020317)

研究分担者 高澤 紀恵  国際基督教大学, 教養学部, 助教授 (80187947)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1993年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード西洋中・近世史 / ヨーロッパ都市史 / ドイツ中世史 / フランス近世史
研究概要

当該年度の研究活動は、学内での勉強会と学外の研究者を招いた研究会を二つの核として進められた。まず月1度、魚住、高澤を中心に助手、大学院生、学生らと共に勉強会を開き、内外の基本的文献(喜安朗氏の諸著作、Maurice Agulhon,“Working class and sociability in France before 1848"など)の講読を行いつつ、ソシアビリテ(社会的紐帯)概念の理解を共有することを目指した。これに伴い、主として海外の文献の収集、整理も進めていった。
その上で、11月以降は2度にわたり、二宮宏之氏(フランス近世史・東京外国語大学)、佐藤清隆氏(イギリス近世史・相模女子大学)、徳橋曜氏(イタリア中世史・富山大学)らと研究会を持った。ソシアビリテ論の成り立ちと現在について、また個別のフィールドにおける研究状況と具体的成果について各人から報告をおこなった。魚住は、ドイツの学界の研究状況を紹介し、高澤は16世紀、17世紀の民兵を取り上げ近世パリ社会のソシアビリテを考察した。東洋史、日本史の研究者の参加をあおいだ結果、個別領域にとどまらない広い視野から活発な意見交換を行い、方法概念としてのソシアビリテの有効性と問題性についても議論を深めることができたのは大きな成果であった。当該年度内にこれらの成果をまとめて発表するには至らなかったが、平成6年度には論文として公表される予定である。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 魚住,昌良: "(翻訳とコメント)ディーター・ゴイエニヒ「中世下ライン地方の都市建設」" 比較都市史研究12巻2号. 13-27 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 魚住,昌良(共編): "国際基督教大学アジア文化研究所" 宗教的意識と現代世界(アジア文化研究別冊4). iii+205 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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