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日米における家事調停制度の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 05620031
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 民事法学
研究機関青山学院大学

研究代表者

棚村 政行  青山学院大学, 法学部, 教授 (40171821)

研究期間 (年度) 1993 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード家事調停 / 離婚調停 / ファミリーカウンセリング / 監護調停 / ADR / 子の監護調停 / 必要的調停プログラム / 調停 / 家族法 / 家庭裁判所 / 必要的調停 / 必要的離婚調停
研究概要

本研究は、日米の家事調停制度の比較研究という視点から、まずはじめに、アメリカ合衆国の裁判所附置の離婚調停・監護調停の制度運営の実情や課題をかなり詳しく調査研究した。裁判所附置の調停プログラムが独自に行っている実態調査、とくにカリフォーニア州での家庭裁判所サービス局の全州的調査、調停運営の実務基準、調停と裁判手続との相互関係、調停の費用、調停者の資格や養成、調停の申立資格、参加者、調停対象事項、秘密保持の原則等の諸点からアメリカの裁判所での調停サービスの実態・工夫・課題をかなり明らかにすることができた。また、わが国の家庭裁判所での調停に関するヒヤリング調査、民間相談機関についての調査研究により、わが国家事調停制度の実情と問題点が明らかになり、今後の検討課題としても、家庭裁判所での調停における同席調停の原則化、調停運営のマニュアルの作成、自己点検・自己評価制度の導入、調停委員の定期的研修、選任方法、裁判官、調査官、調停委員の役割分担の在り方、家庭問題情報センターなど民間相談機関と裁判所の連携の在り方、調停運営上の各種モデルと調停前置主義、当事者のプライバシー保護など山積していることを明確化できた。そこで、これらの諸点について継続して検討を重ね、さらなる改革の提言をしてゆきたい。

報告書

(4件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (13件)

  • [文献書誌] 棚村政行: "児童虐待事件と調停制度" ケース研究236号. 15-32 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 棚村政行: "アメリカにおける必要的離婚調停制度" 青山法学論集. 35巻1号. 1-32 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 棚村政行: "家事調停における秘密保持の原則" 早稲田法学. 69巻4号. 95-130 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 棚村政行: "アメリカ合衆国における離婚調停の展開" アメリカ法. 1994-1. 1-27 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 棚村政行: "子の監護調停における父母教育プログラム" 高齢社会の親子法. 81-107 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Tanamura: "Child Abuse Cases and Mediation System" Case Study. No.236. 15-32 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Tanamura: "Mandatory Divorce Midiation System in U.S.A." Aoyama Law Review. Vol.35 No.1. 1-32 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Tanamura: "Confidentiality in Family Mediation" Waseda Law Review. Vol.69.No.4. 95-130 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masayuki Tanamura: "The Developments of Divorce Mediation in U.S.A." Amerika Ho. 1994-1. 1-27 (1994)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 棚村政行: "子の監護調停における父母教育プログラム" ケース研究. 243号. 24-43 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 棚村政行: "アメリカにおける必要的離婚調停制度" 青山法学論集. 35巻1号. 1-32 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 棚村政行: "児童虐待事件と調停制度" ケース研究. 236号. 15-32 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 棚村政行: "家事調停における秘密保持の原則" 早稲田法学. 69巻4号. 41-76 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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