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短い区間における約数の和に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05640076
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学
研究機関広島工業大学

研究代表者

横田 壽  広島工業大学, 環境学部, 助教授 (90210616)

研究分担者 村上 温  広島工業大学, 工学部, 助教授 (00098691)
田代 嘉宏  広島工業大学, 環境学部, 教授 (90032995)
清水池 有治  広島工業, 工学部, 助教授 (90098682)
小山 哲也  広島工業大学, 工学部, 講師 (50170402)
神田 隆至  広島工業大学, 環境学部, 助教授 (40098679)
研究期間 (年度) 1993 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1993年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード約数の分布 / 約数の和
研究概要

短い区間での約数の分布と約数の和の関係を明らかにするために、Voseの手法と私たちのN=n!に対する手法でもあった整数Nの平方根の近くの短い区間での約数の分布についての研究を数論的関数のフーリエ変換を用いて行ないN_<kappa>=PI^<kappa>_<i=1>p_<iota>,p_<iota>素数,N_<kappa>=kappa!,N_<kappa>=lcm{1,2,3,...,kappa}などの整数N_<kappa>において、〓と〓の間で整数iotaとN_<kappa>の約数の中でiotaより大きくて最小のものをd^+(iota)としたとき、d^+(iota)とiotaの差はiotaepsilon_<kappa>ただしepsilon_<kappa>=exp{-(logkappa)^<beta>},0<beta<1/2より必ず小さくなることを得た。
また、1からN_<kappa>までの整数をN_<kappa>の約数を用いて表わすとき必要な異なる約数の最小な個数をl(N_<kappa>)とするとき、上で記したbetaが0とlog_2N_<kappa>/(log_3N_<kappa>-log2)の間にあるとき、l(N_<kappa>)の上からの評価はexp{log_2N_<kappa>-beta(log_3N_<kappa>-log2)}で与えられることが分かった。また、下からの評価として(logN)/(logtau(N))(1+〓)を得た。
これらの研究はそれぞれの剰余数がPを法として1/iotaと合同であるとき、それらの和をとることによりPを法とするすべての剰余数を表わすのに必要な最小な剰余数の個数と密接な関係があることが分かってきた。つまりPを法とするすべての剰余数を表わすのに必要な最小な剰余数の個数がlogP(log_<2P>)^<1+mu>,mu>0で与えられるならば、約数の和の上からの評価の改良につなげることができることが分かってきた。これがこれからの研究のテーマになる。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Hisashi Yokota: "On a sum of divisors" Canad.Math.Bull. 35. 423-430 (1992)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Takashi Kanda: "Growth curve model with covariance structures" Hiroshima Math.J.24. 135-176 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Tetuya Koyama: "Asymtotic stability for a class of variational inequalities with hystersis" Advances in Math.Sci.and Apps.2. 369-389 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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