研究課題/領域番号 |
05640087
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
内田 伏一 山形大学, 理学部, 教授 (90028126)
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研究分担者 |
諸澤 俊介 山形大学, 理学部, 助手 (50220108)
井伊 清隆 山形大学, 理学部, 助教授 (10007180)
佐藤 圓治 山形大学, 理学部, 助教授 (80107177)
河村 新蔵 山形大学, 理学部, 助教授 (50007176)
仲田 正躬 山形大学, 理学部, 教授 (20007173)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | フックス群 / 位相力学系 / フーリエマルチプライヤー / ジュリア集合 |
研究概要 |
今年度の研究項目は、1.変換群の位相幾何学的研究、2.力学系の諸性質の研究、3.多様体上の複素解析の研究、の3項目であった。 1について:内田は球面上のtwisted linear actionについて研究を続けたが、残念ながら進展は見られなかった。 2について:河村は一次元関数族f_a(x)=ax(1-x)の位相力学系の位相共役について研究し、成果を作用素論・作用素環論研究集会で発表した。諸沢は複素力学系のジュリア集合とクライン群の極限集合の類似性に着目し、ジュリア集合について研究し、成果をリーマン面・クライン群論合同研究集会で発表した。佐藤はコンパクトアーベル群上のフーリエマルチプライヤー作用素のスペクトルを明らかにし、成果を印刷公表した。 3について:井伊は等質空間の余接束上に複素構造を入れ、正則な関数のなす空間上のBargmann型の変換について研究したが、成果をまとめるに至っていない。仲田はフックス群に附随したポアンカレ球数の収束指数について、その大小関係に関する2つの性質を、擬等角写像によるフックス群の変形理論を用いて研究し、成果を印刷公表した。
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