研究概要 |
当初にめざしたRiemann曲率の共変微分の直交分解に関しては顕著な結果が得られなかった.塚田はHopf多様体を含むKaehlerでないHermite多様体のあるクラス(一般Hopf多様体と呼ばれる)について,その上のDolbeault cohomology,holomorphic forms,holomorphic vector fieldsなどについて調べ,特にcompact Kaehler空間における松島-Lichnerowiczの定理と同じ結果を示した.また実空間形へのisotropicなimmersionについてその余次元の低いものを決定した.小野は特にsymplectic geometryに関していくつかの結果を得た.
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