研究課題/領域番号 |
05640103
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小澤 哲也 名古屋大学, 理学部, 講師 (20169288)
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研究分担者 |
千代延 大造 名古屋大学, 理学部, 助手 (50197638)
村井 隆文 名古屋大学, 情報文化学部, 教授 (00109266)
土屋 昭博 名古屋大学, 理学部, 教授 (90022673)
四方 義啓 名古屋大学, 理学部, 教授 (50028114)
青本 和彦 名古屋大学, 理学部, 教授 (00011495)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 特異平坦構造 / 多様体の退化 / シンプレクティック構造 / モーメント写像 / 概複素構造 |
研究概要 |
平坦計量構造について、次の研究を行った。 (1)多様体のホモロジークラスの体積に関する変分問題の極値を与える計量として特異平坦構造を考えられるかを調べ、特に次元が低い場合にはそれが可能であることが分かった。 (2)滑らかな計量構造を特異平坦構造で近似したとき、曲率の収束について調べた。具体的な実験では、曲率についての収束性に関する当初のよそうに反し、否定的な結果が得られた。特異点の近傍での曲率の定義を更に検討する必要がみとめられる。 モーメント写像と平坦構造について、次の研究を行った。 (3)シンプレクティック簡約の逆構成を行う為に必要なデータについて検討した。またこの逆構成のパラメーター空間の境界及びそのファイバーに現れる特異点を調べた。この時、適当な概複素構造を導入することによりファイバーのシンプレクティック構造が退化していく様子を計量の退化に結び付けることができた。これらは未だ実験の段階で最終的な結果を得るには至っていないが、この問題がシンプレクティック幾何の基本問題と深く関わっていることが明らかになりつつあり、今後の研究課題としていきたい。
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