研究分担者 |
町頭 義朗 佐賀大学, 理工学部, 助手 (00253584)
北原 和明 佐賀大学, 教育学部, 助教授 (40195277)
牧 春夫 佐賀大学, 教育学部, 教授 (60031788)
石川 晋 佐賀大学, 理工学部, 助教授 (10039258)
神崎 正則 佐賀大学, 教養部, 教授 (70039262)
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研究概要 |
1.河合は標準的球面上に与えられた関数で,共形計量のスカラー曲率となりうるものを求める問題を考察した,今までは2および3次元のときのみ詳しくしらべられていたが,一般次元で適用できる十分条件は良いものがなかった。変分法におけるmin-max法を用いることにより,関数の臨界点全体の集合がある程度複雑で,それらの臨界値がある種の条件を満たせば,その関数は共形計量のスカラー関数となることを証明した。 2.神崎は法mに関する一般フィボナッチ数列のいくつかの性質を与え,それによって円形パズルについてのある分類と,周期についての評価を与えた。 3.牧は「一般化された閉集合」を含むところの「一般化されたalpha集合」の概念を2種類導入し,その基本的性質をしらべ,それらからきまる位相構造を研究した。さらにこれを用いて,T 1/2-空間,alphaT 1/2-空間等の特徴づけを行った。 4.北原は,弱チェビシェフ系の表現に関する考察を行い,特に解析関数から成る弱チェビシェフ系の表現を調べた。 5.町頭は,ラディアル曲率が非負の点をもつ非コンパクト完備リーマン多様体の研究を行った。 6.石川は,ある条件を満たす回転面のうち「有限型」となるもの分類を行った。
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