研究課題/領域番号 |
05640202
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解析学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
宮川 鉄朗 九州大学, 工学部, 教授 (10033929)
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研究分担者 |
隠居 良行 九州大学, 工学部, 助手 (80243913)
後藤 俊一 九州大学, 工学部, 助手 (30225651)
川島 秀一 九州大学, 工学部, 助教授 (70144631)
国田 寛 九州大学, 工学部, 教授 (30022552)
吉川 敦 九州大学, 工学部, 教授 (80001866)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 外部定常問題 / 粘弾性 / 離散モデル / 衝撃波 / 拡大波 / 安定性 / アトラクター / 熱対流 |
研究概要 |
1.非圧縮粘性流の挙動に関し、宮川は、外部領域における定常問題を扱い、解の空間減衰度について最良の結果を得た。また解の一意性についての判定規準を改良した。さらに、平行平板間の流れ及び通路で結ばれた流れの数学的研究の出発点となるベクトル場の分解定理を証明した。 2.川島は、一次元粘弾性体の方程式に対し、一般的な構成則の下で衝撃波の存在を示し、その安定性を論じた。また、ボルツマン方程式の離散モデルの拡大波解の存在を示し、その安定性を論じた。 3.隠居は、散逸効果を伴う一般の熱対流方程式の二次元問題について、対応する力学系がアトラクターを持つことを示し、その次元の評価を行った。さらに、ロール型渦対流の臨界状態での安定性を詳しく調べた。 4.準線形双曲型方程式、曲面の発展方程式、流れの統計理論については、従来の理論では扱えない新しいモデルが提起され、現在研究が進行中である。
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