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偏微分方程式のスパクトルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 05640223
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 解析学
研究機関東京電機大学

研究代表者

荒牧 淳一  東京電機大学, 理工学部, 教授 (00109414)

研究分担者 高橋 秀慈  東京電機大学, 理工学部, 助手 (30246657)
垣原 祐一郎  東京電機大学, 理工学部, 助教授 (10120106)
新井 勉  東京電機大学, 理工学部, 助教授 (80130293)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1993年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードスペクトル / 固有値の漸近分布 / 二相ストークス流 / 衝撃波
研究概要

1.荒牧は,ヒルベルト空間上の,コンパクトなレゾルベントをも自己共役作用素の,固有値分布関数についての漸近公式について,適当な仮定のもとで剰余項も含めた形で結果を得た.また,この結果を一般次元空間上での擬微分作用素に応用し、特に、退化型のポテンシャルをもつシュレデインガー作用素の固有値問題に対し、作用素の複素べきから得られるゼータ関数の特異性を精密に調べ、また池原のタウバー型定理を拡張することにより、従来の固有値の漸近分布を拡張した。この方法は従来のWKB法とは趣を異なる主表象がまた,上に結果は負べきのポテンシャルをもつ作用素に対する剰余項付の漸近分布公式を得るための1手段となることをつかんだ。これについては現在,投稿準備中である.
2.高橋は,ナビエ‐ストークス方程式の解の構造を研究すべく,数回の研究集会、シンポジウム等に出席し,精力的に活動し、非定常二相ストークス流の大域的弱解についての結果を得た.また,これまでの研究業績により北海道大学から博士の学位(理学)を取得することになった.
新井はボルツマン方程式の衝撃波問題の解の構造を調べ、Mott‐smith 型の解に関する評価等の研究を行った.

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Junichi ARAMAKI: "On an extension of the Ikehara Tauberian theorem" Tokyo Jounal of Mathematics. (1995)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] Shuji TAKAHASHI: "On global weak solutions of the nonstationary two‐phase Stokes Flow" SIAM Journal on Math.Anal.(1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2019-02-28  

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