研究課題/領域番号 |
05640294
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
栗栖 忠 関西大学, 工学部, 教授 (00029159)
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研究分担者 |
前田 亨 関西大学, 工学部, 専任講師 (20199623)
楠田 雅治 関西大学, 工学部, 専任講師 (80195437)
平嶋 康昌 関西大学, 工学部, 助教授 (80047399)
山本 登 関西大学, 工学部, 教授 (80029628)
田尾 洋子 関西大学, 工学部, 教授 (60067501)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | ゲームの理論 / タイミング・ゲーム / ゲームの値 |
研究概要 |
タイミング・ゲームは経営科学の分野にも多くの応用例題があるのでそれらを調査した。この分野における種々の参考文献を参照し、内外の研究者との文章のやりとりや共同研究者との討議を通じ、また、ゲームの理論は勿論、動的計画法、数理計画法などの応用数学上の種々の理論を用いて解の特性を把握することに努めた。更に成果を端的に表現するためにもコンピューターによる数値計算が必要となり、そのためのアルゴリズムの開発にも力を注いだ。 以下に本研究課題の下で得られた結果の一部をあげる。 二人零和タイミング・ゲームにおいては各プレイヤーは一定の速度で互いに相手のプレイヤーの方へ近づいていくものと仮定されていたが、もし、プレイヤーIは自由に相手の方向にも、その逆の方向へも動くことができるが、プレイヤーIIは一定の場所を動くことができない場合を考察した。両プレイヤーがともにsilentである場合および両プレイヤーがともにnoisyである場内の解は得られているが、ここではプレイヤーIがsilentであり、プレイヤーIIがnoisyである場合およびその逆の場合について最適戦略とゲームの値を求めることができた。
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