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層状試料および傾斜機能材料の熱物性値測定と評価

研究課題

研究課題/領域番号 05650194
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関静岡大学

研究代表者

荒木 信幸  静岡大学, 工学部, 教授 (90005314)

研究分担者 牧野 敦  静岡大学, 工学部, 助教授 (60165678)
研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード層状試料 / 傾斜機能材料 / 熱物性値 / 熱拡散率 / 熱伝導率 / 非定常温度応答 / レーザフラッシュ法 / 逆問題
研究概要

傾斜機能材料は、金属、セラミックス、繊維などのマイクロエレメントを構造制御し、機能を傾斜的に分布させたものである。また、層状試料は、基盤物質の上に種々の層を積み上げた電子部品をはじめ機械部品など随所にみられる。これら層状および傾斜機能材料の熱移動特性を解析するには熱物性値データを知ることが必須条件である。
本研究は、層状試料および傾斜機能材料に対し、パルス状加熱およびステップ状加熱の非定常熱拡散率測定法を適用する方法を開発すること、さらに、逆問題解決の糸口を見出すことによって、創成された材料の熱的評価手法を確立することを目的として研究を行い次のような成果を得た。
1.層状試料の非定常温度応答において、実際の実験条件に近い境界条件に対する解析解を求めた。つまり、試料表面を任意加熱分布を持って加熱し、試料各表面からそれぞれ熱損失を持つ場合の非定常温度応答の解を導出した。
2.レーザフラッシュ法によって熱拡散率を測定し、理論解と比較検討した。
3.試料表面の温度応答から内部の物性値分布を推定する逆問題を解く糸口を見い出した。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 牧野敦,荒木信幸: "傾斜機能材料の熱拡散率分布の推定" 第14回日本熱物性シンポジウム講演論文集. 14. 215-218 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 荒木信幸,牧野敦: "傾斜機能材料の非定常温度応答および熱物性値評価" 日本機械学会浜松地方講演会講演論文集. No.933-2. 21-22 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 荒木信幸,牧野敦,青木正和: "傾斜機能材料のステップ状加熱における温度応答" 第30回日本伝熱シンポジウム講演論文集. 30. 673-674 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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