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非放射性誘電体線路を用いた94GHz帯ミリ波集積回路の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05650342
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報通信工学
研究機関東北大学

研究代表者

米山 務  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (40006226)

研究分担者 黒木 太司  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (30195581)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードミリ波集積回路 / NRDガイド / 誘電体線路 / ガン発振器 / HEMT増幅器 / 電力合代 / 漏れ波 / PLL発振器
研究概要

本研究は、これまで35GHzや60GHzで実績のあるNRDガイド回路技術を、次世代周波数として期待されている94GHzに拡張するための基礎データを得るものであり、その研究成果は以下のとおりである。
1.94GHzNRDガイドガン発振器の研究
94GHz帯で注目されているInPを用い、NRDガイドガン発振器の試作、実験を行った。発振出力は10mW程度得られ、ガンダイオードパッケージ等を工夫すれば更に出力が向上するものと考えられる。またこの発振器のジョセフソン電圧標準システム用ミリ波源への応用を念頭に、発振周波数安定化の実験も並行して行った。実験の都合上、高出力の得易い60GHz帯NRDガイドガン発振器を用いたが、PLLを適用するためのNRDガイド回路の構成法を確立することができた。
2.NRDガイド電力合成器の基礎研究94GHz帯では大電力は得難くなるので、漏れ波NRDガイドによる空間電力合成法を検討し、10GHz及び35GHzにおけるモデル実験により、その可能性を確認した。この合成法は94GHzに適した構造であり、期待できる。
3.準光学的手法によるNRDガイドHEMT増幅器の基礎研究
NRDガイドHEMT増幅器を準光学的手法で実現するという、新しいアイデアのテストを10GHz帯で行い、予想どおりの増幅動作が確認できた。この結果は将来的には94GHz帯でモノリシック化できるものと思われる。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 鈴木義規: "60GHz帯NRDガイドガン発振器の周波数高安定化" 信学技報(マイクロ波研). MW93-76. 39-44 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木義規: "60GHz帯NRDガイドガン発振器の周波数安定化" 信学春季全大. (発表予定). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木義規: "60GHz帯NRDガイドガン発振器の周波数安定化" 信学論誌. (採録決定). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 内田偉洋美: "35GHz帯NRDガイド多素子ガン発振器" 信学春季全大. (発表予定). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 玉置尚武: "NRDガイドHEMT増幅器の実験" 信学技報(マイクロ波研). (発表予定). (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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