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仮想環境における共同作業管理システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 05650347
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報通信工学
研究機関新潟大学

研究代表者

石井 郁夫  新潟大学, 工学部, 教授 (80018481)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1993年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード人工現実感 / 仮想物体操作 / 共同作業システム / 運動視差表示 / 対話型モデルリング
研究概要

人工現実感技術を工業デザインなどへ応用し臨場感通信による遠隔地間の共同造形作業を行うための基本機能を実現するため,以下の項目について研究を行い成果を得た。
(1)仮想物体操作端末の開発
きわめて操作しやすい簡易な仮想物体操作端末を開発した。これは,仮想先端型スタイラスを用いた仮想物体操作ツール,観察点計測機構および仮想シーン描画システムから成る。仮想先端型スタイラスはパンタグラフ型5自由度のアームに握り部を取付け,先端部を立体表示したもので,電磁ブレーキにより触覚が得られる。極めて簡易な構造ながら直接的で正確な操作感が得られる。観察点計測機構はパンタグラフ型3自由度のアームを利用したもので,高速高精度の観察点計測を実現した。仮想シーン描画システムは先行描画方式という新しい描画アルゴリズムを開発し,描画処理能力やシーンの複雑さに無関係な応答遅れのない運動視差表示を実現した。
(2)仮想物体操作管理システムの開発
開発した仮想物体操作遠隔共同作業管理システムは,工業デザインや芸術分野の遠隔共同3次元モデリングなどに利用できる。このシステムでは,造形手続きの逆戻り,修正機能,造形および修正手続きの記録と任意段階の作品や手続きの参照を可能にした。また通信回線を利用した遠隔共同作業を管理するいくつかの機能を備える。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 石井郁夫: "触覚機能を持つ仮想物体操作システム" 電子情報通信学会論文誌. J76-D-II. 1860-1867 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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