研究課題/領域番号 |
05650359
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
高橋 進一 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50051561)
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研究分担者 |
池原 雅章 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (00212796)
浜田 望 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80051902)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1993年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ウェーブレッド交換 / ディジタル信号処理 / 再帰型フィルタ / ウェーブレット変換 / ウエーブレット変換 |
研究概要 |
本研究では、1次元および2次元再帰形ウエーブレッド関数の導出法を提案し、ディジタル信号処理への応用を検討した。まず、直交条件を容易に満たすことのできる遅延器と全域通過回路の並列構造を用いて、W=πの点にゼロ点を付加することにより、レギュラリティ性を満たすIIR伝達関数が、単純な連立方程式を解くだけで得られた。これを枝状に無限に縦続接続することにより再帰形ウエーブレッド関数の導出した。この際、ウエーブレッド関数となるためのIIR伝達関数の条件を示し、本方法がこの条件を満足することを確認した。得られた再帰形ウエーブレッド関数は、非再帰形のものと非常に類似しており、同一次数ではより高いレギュラリティを持つウエーブレッド関数が得られた。更に再帰形2次元ウエーブレッド関数についても考察を行ない、従来非再帰形では低いレギュラリティのウエーブレッド関数しか得られなかったのに対して、再帰形の場合には任意のレギュラリティを持つ2次元ウエーブレッド関数が容易に導出できた。得られた再帰形ウエーブレッド変換を使って、信号の特異性検出やIFS(Iterated Function System)符号化を使った画像圧縮等のディジタル信号処理への応用を検討し、十分な成果が得られた。今後更にウエーブレッド変換の新しい応用を考え、その可能性を追求していく予定である。
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