研究課題/領域番号 |
05650512
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
巻上 安爾 立命館大学, 理工学部, 教授 (90121615)
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研究分担者 |
中西 恒彦 立命館大学, 理工学部, 教授 (40066725)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
700千円 (直接経費: 700千円)
1993年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 高速道路 / 交通流 / 合流部 / 分流部 / 幾何構造 / 地下高速道路 / 交通実態 |
研究概要 |
文献調査については、都市高速道路の分合流部の走行特性、運用実態、安全性などに関する国内外の文献を調べ、都市高速道路における分合流部の走行特性や安全性を支配する道路構造上からみた要因の抽出と、トンネル部や、半地下構造物といった閉塞空間における分合流部の実施例を求めた。さらに分合流部の交通シミュレーションに関する文献調査も行った。次に、この文献調査の結果に基ずいて、阪神高速道路の全ての分合流部についての資料調査を実施した。調査対象項目としては、本線やランプの車線数や線形および加減速車線長など道路の幾何構造に関するものと交通量、車種構成、渋滞発生状況のような運用実績に関するものである。 予備調査については、阪神高速道路の交通管制システムの一部である監視用テレビを利用して、上記の資料調査の結果、実施可能と判断される全ての分合流部について、ピーク前後の非渋滞における走行状況の録画を2時間程度実施した。この録画テープからの再生画面を目視計測して車線移行地点や多車線にまたがる車線移行の異常行動等の流出入挙動の抽出を試みた。さらに文献調査から国内外で行われている合流部、分流部における交通シミュレーションの演算論理や、出入力、モデルの挙動を参考にして、シミュレーションモデルの基本構想についての検討を行い、モデル構築の準備を行った。
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