研究課題/領域番号 |
05650524
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
和田 安彦 関西大学, 工学部, 教授 (90026253)
|
研究分担者 |
三浦 浩之 関西大学, 工学部, 助手 (80157437)
中野 加都子 関西大学, 工学部土木工学科, 研究員
|
研究期間 (年度) |
1993 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | リサイクル / 分別収集 / 廃棄物処理・処分 / 廃棄物減量化 / 再資源化 / 低負荷型製品 / 適正処理困難物 |
研究概要 |
本研究では、以下に示す廃棄物発生量削減のための取り組みについて調査、解析した。 1)リサイクル 2)事業者による製品、商品の使用後や使用過程での発生廃棄物の減量化、再資源化のしやすさに係る取り組み 3)事業者による商品・製品の低負荷型、リサイクル型への変換への取り組み 4)行政による廃棄物処理・処分プロセスにおける廃棄物減量化、再資源化への取り組み(資源ごみの分別収集、収集処理の有料化) 紙や空き缶などの分別、リサイクルの実施による天然資源消費量の削減、エネルギーなどの消費量や大気汚染物質排出量の削減の効果について定量化した。 得られた知見を元にして、これらの対策実施による廃棄物発生量の減少化を予測・評価するモデルを構築した。 その際、これらの対策を実施している自治体に、実施対策の内容と廃棄物発生量抑制効果等に関するアンケート調査を実施し、モデル構築の参考とした。 そして、構築したモデルにより、分別の細分化とごみ収集有料化によるごみ減量効果を予測した。これより、 (1)分別の細分化は市民のごみの排出の仕方が変化するだけで、ごみ排出量全体を抑制する効果は少ないこと (2)一方、ごみ収集の有料化は、適正な価格設定を行えば、ごみ排出量の減量化に大きな効果を発揮することが明らかになった。
|