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カルマンフィルタ・境界要素法による構造物の逆問題解析

研究課題

研究課題/領域番号 05650546
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築構造・材料
研究機関日本大学

研究代表者

登坂 宣好  日本大学, 生産工学部, 教授 (00059776)

研究期間 (年度) 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードカルマン・フィルタ / 境界要素法 / 逆問題 / 弾性定数 / 空洞欠陥
研究概要

研究実施計画に従い課題の研究を進めた結果、各項目に対し次のような諸成果が得られ、構造物の逆問題解析に新しい進展をもたらしたものと考える。
1.手法の基礎付け
これまで分布定数系の逆解析法として提案してきたカルマンフィルター境界要素法において、特に信号・通信・システム制御の分野で多用されているカルマンフィルタ理論の検討を行った。フィルタリングの過程で推定誤差共分散行列の低下がKaLmanゲインに大きな影響をおよぼすことがわかり、その改良を考慮することによって推定に対する反復回数の減少がもたらせる。この改良を取入れた新しいフィルタの構築を行った。
2.手法の適用性
提案手法を静弾性場の弾性定数同定問題に適用し、有限要素法を用いた手法との比較を通し、推定値の精度、反復回数において有効性を確かめることができた。
構造物に内在する欠陥形状同定問題に対しては、円形および楕円形状欠陥同定問題を解析し、それらを同定するための最適観測点配置および最適荷重点配置に関するアダプティプな手法を導入する必要性を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 登坂宣好: "KaLmanフィルター境界要素法による弾性定数の同定解析" 日本建築学会構造系論文報告集. 446. 41-50 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] A.Utani: "Identification Analysis of Unknourn Parameters of Three-Dimensional Dothain by KaLman FiLter-Boundory Element Method" Boundary Element Merhods (Elsevier Scienle Pub.). 171-180 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 登坂宣好: "KaLmanフィルター境界要素法による逆問題の解析(1)" 機械の研究. 45. 49-55 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 登坂宣好: "KaLmanフィルター境界要素法による逆問題の解析(2)" 機械の研究. 45. 36-43 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] A.Lltani: "Identification Analysis of Unlnourn Parametres in Elastic Fields by KaLman Filber-Boundary Element Method" TheoreticaL and Applied Mechanics22GD05:42. 15-26 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 登坂宣好: "確率ダイナミックシステムのフィルタ理論" 第3回システム最適化に関するシンポジウム講演論文集. 217-222 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 矢川元基(編): "朝倉書店" 有限要素法の基礎(第5章逆問題入門(登坂)). 250 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1993-04-01   更新日: 2016-04-21  

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